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公民館まつり無事終了

三篠公民館で開始された公民館まつりに、広島マックユーザーグループの体験型展示としてUnityとKinectで作ったゲームを出展しました。

実は、公民館まつりの当日の朝まで作って、ほぼぶっつけ本番状態での展示でしたが、大きなトラブルもなく終える事が出来ました。途中で、いきなりゴール判定になって仕舞ったり、処理落ちする事などもありましたが、その他の部分は特に問題なく、一番心配していた連続稼働も問題有りませんでした。処理落ちに関しては、原因が掴めず、途中で一部のオブジェクトを動かないように、コードをコメントアウトしたり、OSCの通信部分を少し間引いてみたりしたのですが、変化無し。結局最後まで原因が分かりませんでした。

今回、時間が無くてトータルすると、7日位が制作期間です。Unityを初めて勉強し始めて空なので、実質最後の1日でゲームの全体の半分くらいを作った状況です。会場で準備をする12時間前には、半分以上のシーンが未完成だった為、本当に出来るのか不安でしたが、やれば出来ますね。(笑)

結果的には、何度もプレイしてくれた子供もいて、楽しんで貰えたようです。終了に近付くと、「明日は無いの?」とか言ってくれた子もいて嬉しかった。仕組みがシンプルだった事も良かったのかも知れません。気になっていた難易度も丁度良かったようで、何度かプレイした子供はクリア出来るまでになってました。今回の経験から分かった課題としては、会場が和室で、場所が分かりづらく、そこで何をやっているのかが分からない事かな。会場前に何らかのディスプレイを用意する事も考えたのですが、準備の都合や、機材の問題で今回は出来ませんでした。リアルタイムに会場でどの様な事をやっているか見せる仕組みを用意するか、事前に収録した映像を公民館のロビーにテレビを置いて流すなど考えた方が良さそうです。

スクリーンキャプチャ

メニュー画面

この画面には練習モードも当初有ったのですが、時間の関係上なしになり、その部分に説明を追加しました。結果的に見た目的に良かった感じです。やや右でステイする事でゲームがスタートします。画面に対して真ん中でスタンバイして説明を聞くだろうと想定して、少し外していたのですが、真ん中でステイしてゲームがスタートでも良かったかも。その場合、何か説明の音声か、画面表示があった方が良いかな。

メイン画面

ゲームプレイ中のメイン画面。見ての通りの、某テレビ番組のアレです。(笑)

Quartz Composer

Kinectからの奥行き情報を処理して、UnityへOSCで送信しています。画像処理を少しでも軽くする為に、上下はカットして、中央部分しか使っていません。実際にゲームをする場合は、腰の辺りを中央に合わせます。公民館まつりの時は大人の腰の辺りで合わせたままにしてたのですが、小学生でも特に問題なく出来ていました。不要な奥行きをカットするようにしているので、調整すれば手だけでも出来ます。

制作環境

制作に使用したツールを紹介しておきます。

Unity
ビヘイビアの記述はC#
Quartz Composer
Kinectからの奥行き情報を処理し、OSCでUnity側へ送信。
Xcode 4
Quartz Composerでのメインの画像処理は、Objective-Cでプラグインを書きました。今回は奥行き情報使って、前に出ている部分は厚みがあるモノと判断して、重心を割り出しています。その部分の処理をプラグインで行っています。思った以上に精度とレスポンスが良かったので、他でも使えそうです。何よりも、骨格情報を使ってないので、仕組みがシンプル。キャリブレーションも簡単です。
Reason 6
効果音を除いて音楽は全て今回Reasonで制作しました。
Fireworks CS 5.5
タイトルやメニューの画像など

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